最近の離婚率ってかなり高いみたいです。まぁかく言う男爵も結婚2回、離婚1回を体験してますが…。
離婚も体験して初めて分かりますが、かなり精神的、経済的にダメージを食らいます。
カップルがただ別れるのとは違って、お互いの家族の事もあったり、子供がいれば子供へのダメージもありますから。
で、離婚も経験したからこそ分かった事が色々とあるんですが、今日はこれから結婚をする、あるいは結婚を考えている方達へのちょっとしたアドバイスを送りたいと思います(^^)
できれば離婚なんて誰も経験したくないですし、してもらいたくもないですし…。
Contents
◎3つの覚悟
“覚悟”なんて言うとものすごく小難しい事のように思いますが、これは男爵が重みを持って伝えたいからそう付けただけです(笑)
皆さんは気楽に読んでいって下さい。
よくありますよね?結婚式のスピーチなんかで、「幸せの3つの袋」がどうこう…みたいな話♪
分かりやすくする為につけた”覚悟”ですけど、独身男女共に当てはまる事があると思います。
簡単に言うと独身生活から結婚する事によって変わる事、変えなきゃ上手くいかないんじゃないかなぁ?って事なんですけど、実体験をふまえてのお話です^^;
◯お金の覚悟
これは何かと言うと、結婚すると当然今までは自分で働いたお金は基本的に全て自分が管理して自由に使い道を決められるお金だったのが、
相手の為、子供が産まれたら子供の為に使う事になる…その覚悟です。
「なぁんだ、そのくらい。結婚するなら当たり前の事じゃん」
って思う方も多数いてると思います。
がっ!
普段から特に物欲や趣味にお金をかけていない人は問題なくても、日頃散財してる人ほどストレスが溜まる事になります。
これは年収1000万以上の方達には当てはまらない悩みかもしれません。
ある程度好きにお金を使ってもまだまだ勝手に貯まっていく状態なら悩む事もありませんから。
男爵ははっきり言って同年代の人と比べて、月収、年収共に最低ランクです。
冗談じゃなくて本気の話ですよ(-_-)
今、月に男爵が持てるお金はリアルに3万円です。お昼ご飯を毎日その中から出してますから、本を買ったりゲームを1つ買ったりしたらもう残りません。
まぁどうしてもの場合は奥さんにお願いして少し出してもらったりしますが…。
今皆さんの生活水準がどのくらいなのかは分かりませんが、仕事をしている40代の男性で月3万円での生活をしてる方は少ないはずです。
でも男爵は子供もいてますし給料も少ないんで、それでも何の不満もありません。
自分の事にお金を遣うなら、子供の為に遣ってもらう方がいいですから。
◯お金で揉める夫婦は多い
結婚すると普通はお金にシビアになると思います。
ここでシビアになれない人…特に男性がこれなら揉めます(笑)
女性が節約しようと思うのに対して男性はあっけらかんと「えっ?そんぐらい使ってもいいじゃん♪」みたいな態度。
男性の”そのくらい”は不思議なくらい女性との溝があったりします^^;
これは『価値観』の違いで起こる場合が多いです。
例えば男爵なら分かりやすいのは”アクアリウム”、いわゆる熱帯魚や水槽回りの備品など。
男爵からすれば癒やしにもなる大好きな趣味の一つなんですが、嫁からすれば特になくても全然困らないモノなんですよね^^;
それどころか”無駄なモノ”として認識されちゃってる始末ですから…。
毎月何か魚を買う訳じゃないんで許してもらってますが、人によっては衝突する原因の一つにもなりかねません。
お金の覚悟として大切なのは、今の自分の生活や自由に使えるお金がガクッと減るとしてそこを我慢できるか?
そして月に夫婦で15万円しかお金を作れないなら15万円の生活、20万円なら20万円、50万円あるなら50万円…収入に見合った生活を送る覚悟があるかどうか?
月に15万しか入らないのに、バッグはルイ・ヴィトンじゃなきゃ嫌だとかスーツはアルマーニじゃなきゃ嫌だなんて夫婦の片方が言うようだと、夫婦生活は間違いなく破綻します。
◯時間の覚悟
二つ目の覚悟は『時間』です。
夫婦になるというのは、家やお金だけじゃなくて同じ時間を共有する事でもあります。
独身時代と違って、自分のしたいペースをしたい時に必ずできるとは限りません。
子供がいれば尚更で、帰ってから少し休みたいなぁって思っても子供をお風呂に入れてあげたり、
夜にようやく寝れると思って布団に入っても、突然子供が夜泣きをして眠れない事があるかもしれません。
夫婦二人だけでもそうです。
男爵は男ですので、女性の心理は完全には分かりませんが、お互いがずっと一緒って事はないにしても、
当然自分だけの時間ばかりじゃなく、パートナーの為に費やす時間は必要です。
そもそも二人一緒の時間が苦痛なら結婚すべきじゃありませんから。
“今度買い物行くのに◯◯に連れてってよ”とか
“休みの日に子供を連れて◯◯に行きたいんだけど”とか…。
自分メインで使えた時間は、結婚すると家族の為に使う時間が増えていきます。
(しんどいのに面倒くさいなぁ…)
って言葉をぐっと胸に押し殺しながら行動できるかどうか?
今までは週に5本見れた映画も、結婚すると3本に減る事になるかもしれません。
毎日眠る前に1時間読めた小説も、30分しか読めないかもしれません。
自分以外の家族との時間ができる…物凄く素敵な時間なんですけど、”自分一番!”でずっと生活してきた人にとっては思ったより苦痛になる可能性もありますよ。
後、趣味が多い人…。
今まであれもできた、これもする時間があったのに!結婚したらできなくなった!
そんなストレスから衝突してしまう事もあるので、自分だけの時間が少なくなる覚悟は男女共に持ちましょう。
子供ができれば尚更ですよ(^^)
子供に自分の時間を犠牲にする覚悟がないなら、きっと子供を作らない方が幸せです。
スマホをいじる時間はあるのに、自分の子供の相手はしない…そんな親、夫婦になりませんようにm(__)m
◯趣味の覚悟
最後の覚悟は先の二つに関係してくる事でもあるんですが、趣味や嗜好を犠牲にする覚悟です。
例えば毎週末には飲み会で午前様になるのが当たり前だった生活、休日は所属しているフットサルチームの練習に明け暮れる、
タバコを吸うのが大好き、他にもゴルフや釣りが好きな人は休日はほぼ打ちっぱなしや川や海へ…
どれも悪い事じゃありません。むしろ人生の楽しみが何もないよりは充実しているとすら言えます(笑)
問題は独身時代と結婚してからのその趣味に対する向き合い方です。
その道のプロならば話は別です。
プロのフットサル選手なら毎週日曜日に時間を取られても仕方ありませんし、奥さんとしてもそれは承知で一緒になるんでしょうから。
ただ、普段普通のサラリーマンとして仕事をしている人が、毎週奥さんや子供を家に置いて自分の趣味に打ち込み”過ぎる”…。
これは最初の内は我慢できても、ずっと家庭をないがしろにして趣味に没頭し続けると家庭内に亀裂が入りかねません。
かと言って趣味をやめろって話じゃないです。
それに趣味に没頭する事に対してパートナーが100%満足されてるなら男爵は何も言いません。
でも大抵は溝が生まれると思います。
毎週休日に奥さんだけをほったらかしにして自分は遊びにいく…これも小さな子供がいてると普通の感覚では心が痛むはずです。
普段子供の相手を片方がしっぱなしの場合、休みの日くらいはちゃんと子供の相手をしてあげてよ、って思うのが普通です。
まだ子供が小さかったりすると、玄関で母親に抱っこされてる状態で見送られて自分はゴルフの打ちっぱなしへ…。
背中に向けられる視線はかなり厳しいはずです。
奥さんが頑張って子供を寝かし付けてる間、自分は居酒屋で一杯引っかける…。
そんな時間があるなら家に帰ってたまには子供をあやすのを手伝って!
それが奥さんの本音のはずです。
男性がマズい例ばかり書いてますが、女性だってもちろん同じです。
毎週日曜日にはやれ女子会、やれママ友と交流等では旦那さんも大変なはず。
どれも程度の問題ですし、夫婦間でどの程度なら趣味の為に時間を割いていいかは変わるでしょうが、
最低でも独身時代と全く同じ比重を趣味に置くようでは夫婦で衝突する可能性も高くなると思います^^;
◯番外編…タバコ
これは人によって感覚が違うんで、そこまで結婚生活に影響ある事かどうか分かりません…ので“番外編”として書いておきます。
タバコ、好きな人はとことん好きですよね(^^)
そんな嗜好品を、例えば結婚してから減らす事ができますか?って話です。
減らさないで全く問題なければいいんです。
ただタバコに関して言うと、片方は吸う、でも相方は吸わない…だと結構価値観の違いは大きいはずで、
「結婚したら他にもお金かかるし、タバコ減らしたら?」
って提案があったとします。そんな時に
「何だと!タバコだけは絶対に辞めんぞ!!減らすのも嫌だ!」
なんて頭からキレてるようではいけません。
そもそも人間は別にタバコなんて吸わなくても生きていけるんですから、“吸わない”って選択肢をハナから除外する理由もないはずです。
健康面、経済面を考えても、減らせるなら減らす、辞められるなら辞める方がどう考えても長い目で見れば得する訳ですから。
男爵が特に気になるのはやっぱり“子供”の事を考えた時ですよね。
女性の喫煙がお腹の赤ちゃんに影響があるかもしれないですし、元気に赤ちゃんが生まれたとしても、周りで親がプカプカタバコを吹かしてるのが赤ちゃんにとっていいのか悪いのか…。
結婚してからの問題になるとすれば、夫婦二人共がスモーカーなら問題なさそうですが、片方だけが吸う場合でしょうね、きっと^^;
男爵は最初の結婚前までは吸ってましたが、結婚してからタバコは辞めました。
まだ300円くらいでタバコを売っていた時代の話ですが(笑)
今は喫煙者の数も減ってきていると思いますが、女性の喫煙者は昔よりよく目にする気がします。
男女どちらが吸うにしても、20歳以上の方なら何も問題ないんですが、結婚するとしてもしパートナーがタバコ嫌いな方だとしたら…
パートナーが結婚を機にタバコは辞めてほしいとお願いしてきたら…
円満な夫婦生活を送る為に自分が少しずつでも折れる覚悟は必要だと思いますよ、男爵は(^_^)
◯まとめ
できれば、できる事ならこの記事を目にしてくれた皆様の全ての方が、結婚の経験1、離婚経験は0であってほしくて書いてます。
ただ、これだけ長々と書いて言うのもなんですが、離婚が必ずしもいけないって事はありません。
DVで苦しんでいる人にとっては、離婚が最善の喜びになる事もありえますし、何より男爵は離婚した事によってその時以上の幸せを手にした人を二人知ってます。
男爵自身とその元奥さんです(^^)
元奥さんも再婚してますが、間違いなく男爵なんかよりは素敵な旦那様と生活されてますし、
男爵も全世界の人に『離婚して今の再婚してからの生活の方が最高に幸せです』と言えます。
だから離婚が絶対にダメだとは言いません。
でも、もしまだ結婚していない方がこの記事を見てくれているなら、できれば最初の結婚生活で幸せになって下さい、って心から願います(^^ゞ
明日も世界に……ケチョップ!