川崎幼稚園で起きた、バスに3才園児置き去り死亡事件!怒りしかない!

あちらで誰かが誰かを刺して死亡、こちらで誰かが誰かを暴行、死亡…毎日誰かが誰かを攻撃しているニュースを目にする毎日。

中には事故だったり災害や病気だったり、個人個人がどれだけ気をつけていても防ぐことができない事件もあります。

ただ…男爵がいつも腹が立つのが、”必ず防げたであろう死亡事故、事件”です。

車、バスに子供を置き去りにするな!!

毎年夏場になると何件か目にするのが、暑い真夏に車に子供を置いたまま親、大人が車から出て、そのまま放置して残された子供が脱水や熱中症で亡くなってしまう事件。

そもそも”子供を乗せているのを忘れていた”なんて言い訳は問題外で、自分の子供をまるで荷物みたいな感覚で接している親がいてるのも個人的には恐ろしく感じます。

そして、シングルマザー…なんて書くと今の世の中、”シングルファーザーだって同じだろ!男女差別だ!”なんて声が出る可能性もありますが、男爵が目にしているニュースがたまたまかもしれないですが、シングルマザーに多いイメージの事件…。

恐らく離婚する際に、ほとんどの場合は母親のほうが子供を引き取るから、シングルマザーが起こす事件のように勝手に男爵が感じているだけなんだと思いますが(^^;

彼氏や異性の友人に会いに行っている間、子供を放置していて戻ったら子供が亡くなっていた…そんなニュースを目にしませんか??

色々な欲求があるのは、シングルだろうと夫婦とも健在だろうと関係なく同じだと思うんですけど、その大人の欲求の為に子供が犠牲になるようではいけません!

色々と言いたいことはあるんですが、今日書きたいのは最近あった静岡県の「川崎幼稚園」で起こった、送迎バスに約5時間置き去りにして3歳の女の子が亡くなった事件。

はっきり言って男爵はめちゃめちゃ腹が立ってます。

事件の概要

9月4日、川崎幼稚園の送迎バスの中で3歳の女の子が放置されたまま、中型バスの3列目付近で熱射病による心肺停止状態で見つかり、死亡した事件。

暑い車内の温度は約50℃ほどあったんじゃないかとも言われていますし、見つかった時、その園児の水筒はカラッポで、恐らく暑さを少しでも解消しようと思ったんでしょう、上の服を脱いだ状態だったそうです。

詳しくはネットで調べていただければ…。

今このページを見てくれている方は、この事件を知っているものとしてちょっと男爵の怒りにお付き合いくださいませm(_ _)m

園長、副園長の会見も最悪

普段この通園バスの運転をしていた方がその日はお休みで、急遽73歳の園長(理事長)自らの運転で送り迎えをしたようです。

6日に記者会見を理事長や副園長も交えて行ったのですが、この理事長、見た感じからもそこまで反省や後悔をしているようには感じられませんでした。

亡くなった園児の名前も間違えるし、やたら自分は70代の年齢だからってアピールもあったりで、この幼稚園に間違っても自分なら子供を預けようとは思いません。

副園長は女性の方でしたが、途中何やら隣の人と半笑いで話しているようなところもあって、どこの親御さんがこの幼稚園の会見で納得する人がいてるんかと男爵は思います。

理事長というトップの役職、そして70代ともなれば、その園の中ではほとんど誰も注意するような人もいないでしょうし、何かミスがあっても誰も強くは言えない立場でしょう。

でも、あえてね、40代の男爵はその人生の先輩でもあるこの理事長に言いたい!

『これは事故ちゃうで、あんた達の怠慢で起こった人災や!』、と。

会見でね、“寝不足、疲れ、年齢もあって喉がカラカラで声が出ない“みたいなことを言ってました。

亡くなった園児はもっと喉もカラカラの中苦しんで亡くなったんやぞ!!

最後に口にした、朝に親から持たせてもらった水筒のお茶、最後の1滴を飲み干した後の絶望があんた達に伝わってんのか?

朝に「いってらっしゃい」ってバスに送り出したご両親の無念は届いてんのか?

こんなことなら休ませればよかったって間違いなく思ってるよ。

意味のない出席確認

幼稚園の出席の確認はスマホのアプリを使用していたとのこと。

でもこれも管理が杜撰で、亡くなった女の子は出席していることになっていたようです。

男爵も自分の子供2人、幼稚園に通わせてましたけど、毎日出席の確認はそれぞれのクラスの担任の先生がしてくれてましたし、お休みの連絡もきっちりと連絡を受けた電話の窓口の方から各担任の先生に伝わっていました。

適当なんですよ、絶対。

バスに乗った園児の人数、降りた園児の数、その日教室に来た園児の数、何もアクシデントがない日の通常の園児の数に対して同じなのか?少ないのか?誰も自分で確認しない。

誰かが数えている、アプリでボタン一つで出席になっている、そのアプリでの出席人数と実際に教室にいてる人数と違っていても誰も確認はしない。

なぜ自分の目での確認をしない?スマホの液晶だけで子供の管理するんなら何の為の幼稚園やねん。

不安に思わんのか?お休みの連絡もないのに自分の担当の園児の数が少ないことに。

たった1人の園児がその日いてるかいてないか。

幼稚園からすれば「今日はAちゃんの姿はないけど、出席にアプリではなってたっけな?お休みかな?まぁ何かあれば誰かが聞いてるでしょ」

くらいな感じかもしれませんけど、どのお子さんも、その親御さんからしたらたった1人の大事な大事な宝物なんですよ、ほんとに。

幼稚園の先生方も決して楽じゃないでしょう。

むしろ他人のお子さんを預かるわけやし、男爵なんかじゃ想像もつかないくらいに大変な職業だと思います。

前に、今年男爵の息子が幼稚園を卒園した話を書きましたけど、本当に幼稚園の先生方には感謝の気持ちしかありません。

子供の卒園式、そして全国の保育園、幼稚園の先生方へ (tete-kuma.com)

自分の子供に限らず、幼稚園で本当に楽しそうにしている園児の姿を目の当たりにしていただけに、今回のような事件は胸が痛くて堪らないんです。

うちの子供も含めて、どの園児にも同じ事故が降りかかる可能性があったわけですから。

たった6人の通園バス

今回の通園バス、いつもはどうかわかりませんけど、事件のあった日は6人の園児が乗っていたそうです。

園児以外には、運転していた理事長と、後はもう1人、シルバー人材派遣の70代の女性が乗務員として乗っていたとか。

教室で園児の数の確認をアプリじゃなくて人が自分の目でがしてもらいたかったのは間違いないんですけど、そもそもの話し、この通園バスでの大人の怠慢さまた腹立ちます。

理事長は、「普段運転していないから、いつもはどのように人数の確認をしているのかわからなかった」ってことを話していました。

男爵はこの言葉にもすごく苛立ちがあります。

70代ってことを考えると、スマホのアプリを使ってとかそういうのは使い方がわからなくても仕方ないと思います。

でも、その日そのバスに乗っていた園児は、亡くなった子も入れて6人ですよ、6人!

いつもの人数確認の方法とかはどうでもいいんです。

乗車してきた6人に対して、ちゃんと6人とも降りたかどうかなんて、普段のやり方がどうであれ、自分の目で見ればすぐに確認できるはずなんです。

6人すら悩むようなら、別にメモ紙を用意して、乗ってきた園児がいる度に正月の“正“の字でも書いていって、降りていく度に同じように“正“の字を書いていったらいいんです。

やり方どうこうじゃなくて、園児の数を全く意識していないことが問題です。

亡くなった子は、そのお迎えのルートの中で最後に乗車するようで、降りる時も最後に降りるようにご両親から伝えられていたとか。

恐らくその日もちゃんと最後に降りようと思って待っていたはずです。

まさか運転している大人達がさっさと降りて、自分が乗っているのにドアも閉められるなんて思ってもいなかったはずですから。

派遣の職員の方は?

そしてもう一つ疑問なのが、一緒に乗っていたシルバー人材派遣の方。

理事長は運転に集中しなきゃいけなかったことはある程度はわかります、かといって園児を置き去りにしたことに対する怒りは消えませんが。

この派遣の方は一体何のために乗ってたのか?

話によると、この派遣職員の方は低年齢の園児を先に降ろして、その他の園児には自分で降りてくるように声をかけて、園内に入って行ったようです。

悔しいのはね、この派遣の方を責めても仕方ないし、責めちゃダメだとも思うんだけど、せめて6人の園児が降りるぐらいは確認してから降りて欲しかったなぁと思うんですよ。

「バス」から「幼稚園の建物」に移動するなら、両方の場所に園児が分かれるような状態は絶対にやめたほうがいい。

どちらの場所にも見てくれる大人がちゃんといてるならともかく、シルバーの方が一人だったのなら、バスから6人全員が降りたのを自分の目で確認して一緒に6人連れて幼稚園に移動するようにせんと…。

1人の園児と5人の園児とに場所が分かれてしまうと、一人じゃどちらかしか見れんでしょ?

なぜ誰も確認しなかった

たった6人の園児の確認…というより男爵の感覚だと、バスに限らないですが、最終の目的地に着いたら、普通は忘れ物なんかのチェックとかしません??

特に幼稚園児なんかだと、ポケットからハンカチとかティッシュなんかを出した時なんかにそのまま椅子に忘れちゃったりもするでしょうし、そうじゃなくても座席に何か忘れ物や落とし物がないかってチェックしそうな気がするんですけど。

ものすごく広い乗り物を1人で見回れって話じゃないですから。

ジャンボジェット機とか何百人も乗れるようなクルーズ船を、空港や港に着いてから誰か1人で端から端まで落とし物、忘れ物のチェックをしろって話じゃないです。

送迎で使う小型のバスの中の話ですから、最後に幼稚園に到着してから一通り座席を全て見回っても2〜3分もあれば十分なはずです。

アプリじゃない、人間の責任

10人にも満たない人数の確認すら難しいなら、幼稚園のバスに予め1~10までの数字を書いたカードでも用意しておいて、乗車する園児から順番に1からそのカードを取って乗ってもらえばいい。

幼稚園の入り口にでもそのカードの返却箱を設置しておいて、送迎が終わってからでも大人がその箱を確認すればいいだけのこと。

「あれ?3番のカードがないわ」とかなったら、とりあえず探すでしょ?

乗車時に取られたはずのカードが返ってきてないんだから。

指が何かのひょうしに当たっただけで出席になってしまうようなスマホのアプリよりよほど確実やと思うけど。

アプリだなんだって比率が高くなればなるほど、責任逃れがひどくなるでしょ?

「自分達のせい?アプリでは出席になってたからアプリがおかしかったんじゃない?」

みたいに。どんどんあやふやになっていきますよ、責任が。

それか幼稚園のバスの停めておく場所が、その園の敷地内なら、ドアは開けたままで停めておくとか。鍵は抜いておくとしても、敷地内ならドアは開放したままでもそこまで困らないでしょ?

二度とあっちゃいけませんけど、万が一子供が取り残されても降りれますから。

それと、これから幼稚園にお子さんを通わせる予定の親御さんは、クラクションの鳴らし方を教えておいたほうがいいかもしれません。

エンジンをかけてなくても、クラクションは押せば鳴ると思いますので。

閉じ込められたら、多少うるさくても大人が来るまでクラクションを鳴らしてSOSのサインを出させる…。幼稚園のバスで、到着してからの置き去りなら、何度か鳴らせば園内の誰かは気付くはずです。

大人の意識だけの問題、園児は何も悪くない

去年もありましたよね?幼稚園のバスに取り残されて園児が亡くなった事件。

絶対に防げるはずなんですよ。

その場の大人の対応次第で。

それだけに悔しい。

70代だから?普段運転していないから?

それはただの言い訳ですから。

年齢を言い訳にするなら最初からやらなけりゃいいだけで、自分がやったなら、ミスしてから年齢のことをこれ見よがしにアピールするのはやはり違うと思います。

暑いバスの車内で1人残されて、大人でも5時間なんて時間は耐えられるかどうか。

普段と同じように幼稚園に向かって、降りられないままどうしようもなくて、最後の頼みの綱の水筒のお茶もカラになって。

どれだけ苦しかったか。

辛かったか。

寂しかったか。

何の面識もない男爵でも、今でもこうやって文字を打ちながら涙が出ています。

ただのメタボのおっさんがブログにしても何も変わらないのはわかっているんですけど。

いつか車が、バスが空を飛んで移動するような未来がきたとしても、幼稚園のバスくらいは大人が自分の目で園児の数を確認しましょうよ。

機械やアプリは早いし便利でしょうけど、園児は人間です。

出席のボタンを押した、押してない、アプリではこうなってる、液晶にこう表示されてる…

そんなことじゃなくて、やっぱりもう少し大人が子供に対して、意識して向き合っていかないと、またいつかこんな悲しい事件が起こるような気がします。

何年か経って、遺族の方以外の人の記憶からは少しずつ風化していくんだと思いますが、男爵はこの亡くなられた3歳の女の子が、この世界で一生懸命生きていたことを絶対に忘れないために書きました。

明日も世界に…ケチョップ!

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