かな~り昔に男爵が以前このブログに書いた、”ウナギ飼育”についての記事、今でもちょくちょくとご覧になってくれている読者様がいらっしゃいます。
男爵としては嬉しい限りですし、単にその時のネタとしてだけ書いているわけじゃなくて、今も男爵はウナギを飼育しています(^^)/
個人の趣味で楽しむアクアリウムの中では、少し独特な感じもするウナギの飼育ですが、水槽の底に生息する生体をお求めの方には今でも変わらず男爵はオススメしますよ~♪
Contents
飼育する魚の混泳について
アクアリウムに詳しい方は、自分の飼育していきたい熱帯魚、海水魚が、他の魚と一緒の水槽に入れても大丈夫かどうかってすぐに知識と経験でわかると思うんですけど、男爵のような本当に趣味で楽しみたいだけの人にとってはなかなかその知識、経験がありません。
かといって、ライオンとウサギを同じ檻の中で飼育しようと思わないのと同じで、育てるからには全ての生体にできるだけストレスなく飼いたいものですし…。
新たに魚をお迎えしようと考える度に悩みません?
(この魚とこの魚、同じ水槽で混泳させられないかしら?)って。
男爵は毎回悩みます(^^;
ネットで探してもある程度のヒントはありますけど、実際にはなかなか100%の正解ってないと思います。
犬と猿が仲良くしている動画なんかもあったりしますし、結局はその生体の性格、気性によりますし。
男爵は以前オスのベタ(ベタのオスは単独買いが基本)と他の魚を同居させていたりしましたけど、全くケンカにならずに育てていられましたし。結局は個体の性格によると思います。
お金がかかるんですよ、単独飼育は
ここでアクアリウムに対してしっかりと情熱を持っている方なら思うはずです。
「悩むとか不安なら1つの水槽に1種類にしたらいいじゃない?それならケンカ、捕食は起こらないでしょ?」って。
いや、ごもっとも!当然その通りなんです。例えばネオンテトラなんかは群泳がキレイな魚ですし、敢えて混泳で他の種類の魚を入れるくらいなら、テトラ系の魚ばかり群れさせるほうが見栄えもいいですし、捕食の心配もなく、育てる側からしても安心です♪
ただ、すいません。これは男爵の個人的な生活事情も関係するんですけど、
「1種類に1つの水槽だと、お金もかかるし、水質やらなんたら、管理が大変なんです…」
なかなか1つ1つの全ての水槽にろ過、ライトなどの装置を設置して、24時間電気代を使いっぱなしにするのは勇気がいります。なんの勇気かって、アクアリウムに興味のない嫁からの視線に耐える勇気がありません…。
だから、できるだけ少ない水槽で多くの魚を管理したいんです。あくまで男爵の事情ですけれども。
それでも最低限混泳に気をつけること
だからといって、毎回ギャンブル的に「え~い、とりあえず混泳させてまえ!」みたいな勢いだけで魚を追加していくわけにはいきません。
魚も立派な生き物ですし、捕食される時は一瞬ですから。お家に迎えて一晩で姿を消すことになったら嫌ですからね、やっぱり。
とりあえず混泳OKかどうかわからない方、次の基本的なことは意識しておきましょう!
- 肉食魚との混泳かどうか
- 魚の口の大きさ
- 水槽内の生息場所
肉食魚との混泳かどうか?
先のライオンとウサギの例じゃないですけど、これは一番わかりやすいポイントだと思います。
なんとなくでもいいですけど、(この魚はこの魚を食べるんちゃうかなぁ)って思ったとしたら、多分食べられます(^^;
そして古代魚や大きく育つ魚なんかも、一緒に比較的大人しい、小さな魚を同居させるとほぼ間違いなく捕食します。単なるエサとしか思ってませんからね、恐らく。
男爵は比較的気性の荒い魚、大きくなる魚は手を出しませんので、そんなに悩むポイントにはならないんですけど、人気のあるピラルクや、お店では小さい状態で売られている他の古代魚なんかも、成長するとかなり大きく育つ魚もいてますので、そうなると同じくらいの大きさの魚以外は混泳できません。
大きくなる魚のほうが成長のペースが速いですからね、小さい魚と同じ大きさで購入したとしても。
最初は上手く混泳できていても、そのうち食べれれてしまいます。同じ釜の飯を食べていた仲の魚同士でも、一切の感情は挟まず捕食します(._.)
魚の口の大きさ
習性にもよるんでしょうけど、魚は恐らくパクっと口に入る大きさのモノならすぐに食いつきます。
金魚なんかはその最たるモノで、食べてやろうとかの気持ちがなかったとしても、興味のあるもの、口に入る動くモノに対して、とりあえずパクって突くような、吸うような感じで口に入れようとします。
口に入らないとしても、エンゼルフィッシュのような魚もすぐに他の魚にちょっかいをかけにいきます。エンゼルフィッシュはおちょぼ口なので、他の魚は食べられはしませんが、見てて他の魚が可哀そうになるくらいに執拗に追いかけて突いたりしますので、要注意です。
経験上、口の大きな魚との混泳はやめたほうがいいです。
食べる、食べないは何とも言えませんが、口に入るなら入れようとして、結果的に捕食されてしまう可能性が大ですから。
しっかりと餌を与えていればわざわざ他の魚を襲って食べようとはしないとは思いますけど、こればっかりは魚の気分次第ですので保障はできません。
水槽内の生息場所
よく”遊泳層”なんて言葉で話されたりしますが、要するにその魚の泳ぐおおよそのエリアです。
はっきりと決まっているわけでもなかったりしますし、熱帯魚の大半はあちこち上も下も泳いだりしますけどね(笑)
水槽の上層、中層はほとんどの魚はウロウロとすると思います。
捕食する魚とされる魚が出会ってしまうと、やはり食べられる可能性が高まりますよね?
だからできるだけ同じエリアを泳ぐ可能性がある魚同士は混泳させないほうが無難です。
どうしてもエリアが被ってしまう場合は、水草などを置いて隠れたり逃げたりしやすい水槽にするようにしましょう。
そして水槽の底付近、ソイルや石なんかを置いているとして、底を生活場所にしている魚は、そんなに積極的に水面付近に出てきたりはしません(コリドラスやドジョウ、ウナギなど)。
水槽に入れてすぐは、落ち着くまで上にきたりもしますが、それは脱出しようとしている可能性もあったりします。
例えば男爵が今ウナギを育てている水槽…、ウナギは基本的に底にしかいません。砂に潜るか土管などの隠れられる場所に入ってジっとしているか。動くとしても慣れてしまうと底をニョロニョロと動くだけで上には上がってはきません…あくまで男爵のウナギに関してですが。
なので水槽の底を同じように好む魚は一切入れていません。砂を敷いているので、コリドラスなんかは以前も混泳できてたので入れたいんですけど、今回は今のところは入れていません。
コリドラスはトゲがあるそうなので、口に入れるとウナギもケガをする可能性もありますし。
その代わり、ウナギの水槽には男爵はネオンテトラが数匹入って同居しています♪
ウナギは単独飼育で!って思う方が多いですし、男爵も基本的にはその方がいいと思っているんですけど、今のウナギはすっかり慣れているのと、まだ大きくない状態なので、全くネオンテトラは襲われることなく混泳できています。また別記事でお話しますが…。
魚の混泳のまとめ
結局のところ、よほど常識の範囲の捕食される状態じゃない限り、混泳できるかできないかの100%の答えはありません。
誰かの水槽では上手く混泳できても、全く同じ種類の魚同士で襲われたりする可能性もありますので(^^;
なので、まずは先ほど挙げた3点は意識してください。
寿命、病気以外のお別れはできる限り避けたいですから。自然界だと分かりませんけど、家の水槽で飼育するからには、避けられるお別れは避けたいですもんね。
後、”エビ”は気をつけてください!
ビーシュリンプはもちろんですが、ミナミヌマエビ、ヤマトヌマエビも捕食されやすいです。他の魚から見たらご馳走ですからね、エビは。
ただ、ビーシュリンプはネオンテトラとの混泳で繁殖はできます。男爵は実際同じ水槽で増えていきましたから♪
ヤマトヌマエビはどの魚の時だったか忘れましたけど、食べられているのを自分の目で見ましたから、それよりも小さなミナミヌマエビだと高確率で捕食する魚もいてると思います。
お掃除要員として数匹は入れたいですけどね、ミナミかヤマトは(^^;
コロナの影響でペットを飼う方も増えていると思います…が、魚系は興味がない人は全くないと思いますのでこの記事もかなりの方にスルーされてしまうんでしょうが…でも魚も人に慣れてくれる種類もたくさんいてるので、面白いですよね♪
”人懐っこい魚”
飼育したことがない方には全然ピンとこないでしょうけど、また機会があればお話ししたいと思います(^^)
明日も世界に…ケチョップ!
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