ウナギ(鰻)って美味しいですよね…じゅる♪
いや、今回は食べる事が目的じゃなくて、自宅の水槽で手軽に飼育するコツをお伝えします。
じっくりと観察した事がないかもしれませんが、実に愛らしい生き物なんですよ、ウナギって(^^)
男爵はいくつか熱帯魚を飼ったりしながら、ウナギも育て始めて1年以上経ちます。
今「ウナギって飼ってみたいけど、難しいんだろうなぁ…」
って思ってる方、諦めずにまずはこのページをのんびりと見てみて下さい。
読み終わる頃にはきっとペットショップに走ってると思いますよ(笑)
あくまで自宅で観賞魚として飼育するコツとして見てくださいね。
繁殖させてどんどんデカく、そして増やすぞ!
って方は男爵にはそのやり方は分かりませんので^^;
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Contents
◯ウナギ飼育の二つのパターン
実際にウナギを自宅にお迎えするにあたって、恐らく二つの方法がメインになると思われます。
- ペットショップ、ネットなんかで購入
- 川で釣ってくる
どちらも同じウナギのように思いますけど、多分飼育のポイントが少し変わってきます。
市町村でのルールによっては何センチ以上とか以外のウナギは釣っても持ち帰ってはいけない…
なんて決まりもあり得ますので、釣って持ち帰ろうと考えている方は各々で調べてみて下さい。
男爵はペットショップで購入してから育ててます(^^ゞ
釣って持ち帰った経験はありませんが、購入してくる方が色々と楽チンですよ、きっと♪
その理由は追々書いていきますが。
◯なぜウナギは初心者でも簡単に育てられるか
ぶっちゃけ、男爵は非常に面倒くさがりです(笑)
毎日水換えなんてやってられません。
まぁそんな人はアクアリウムするなよって話ですが…すいませんm(__)m
ただ、安心して下さいね。
ウナギに限った事じゃありませんが、ろ過さえ付けておけば毎日の水換えは逆に魚にはダメージになります。
1年以上ウナギを育ててますが、ほぼ足し水だけで飼育できてますから。
そう…ウナギは男爵のような面倒くさがりでも飼育できます。
そしてそれはイコール“ウナギは強い”からなんです。
よく初心者アクアリウムでつまずく、男爵も別の魚で経験ありますが、
いわゆる”水合わせ”。
買ってきた状態と自分の水槽の水温や水質の差が大きければ大きい程、魚が☆になる可能性が高くなっちゃいます(._.)
デリケートな魚程なかなか難しい”水合わせ”ですが、ウナギは元々丈夫ですので、よっぽどの変化がない限りはすんなりと水槽に住み着いてくれるはずです。
魚系に限った話じゃありませんけど、犬でも猫でも昆虫でも、元々の個体が弱いと素人が育てるのは難しいですよね?
その点、ウナギは基本的にかなりタフというのは、初心者にも飼いやすい大きな理由の一つですよ。
水質の悪化にも強い、水温の変化にも強い、餌がなくても数日生きていられる…。
さすがに余りにもほったらかしはマズいですが、普通の熱帯魚…よりかなり楽に飼育できます。
◯準備するもの
ウナギはね、男爵のように (そんなに魚にお金かけられないわ…) って人にもオススメです。
それは少ない資金で始める事ができるから♪
- 水槽
- ろ過装置(男爵は外掛け式)
- 底の砂
- 餌
以上!!
いや、ほんとに最低限ならこれだけで飼えると思いますよ。
酸素供給のブクブクは男爵は他の魚と同居してウナギを育ててますので付けてますが、
ウナギ単独飼育ならなくても大丈夫かもしれません。
ろ過の装置は、これまたお手入れも楽チンって理由から男爵は外掛け式のろ過装置をずっと使用してます。
これも神経質にならなくても、ろ過さえできればどんなろ過装置でも大丈夫です。
さすがに試してませんが、頻繁に自分で水換え、清掃をするならろ過装置すらいらないんじゃ?とも思ったり…。
でも数千円でろ過装置はありますので、長い飼育生活を考えたらあったほうが絶対にいいです。
ウナギは大きく育つ生物ですので、水槽は大きければ大きい程安心です。
といっても男爵は55cmくらいの水槽ですが。
ペットショップで購入した時はボールペンより細く、短いウナギだったんですが、
1年も経つと太さ、長さ共に数倍に成長してます( ゚д゚)
後、照明ですが、ウナギは暗いトコロを好むので明かりは必要ないという話もあります。
がっ!!
川で釣った自然なウナギならともかく、購入したウナギの場合は明かりがあってもそれはそれで慣れてますので、
わざわざ年中暗くする必要はありません。
ちなみに男爵は、水草を入れているのもあって、水槽用のライトを1日数時間だけ当ててます。
ウナギは至って落ち着いてますよ、点けても消しても(^^)
冬場のヒーターはなくても大丈夫そうですが、夏場はファンをかける等の対策は必要です。
◯底砂は必須かも?
水質よりもウナギにとって落ち着ける環境として大事そうなのが、ずばり「底砂」です。
男爵は元々コリドラスを飼育している水槽に、後からウナギがきましたので、
コリドラス用に底に細かい砂を3センチ程敷いてました。l
コリドラスにとっても砂は巻き上げて遊んだり(?)するのにいいんですが、
ウナギにとっても砂はお気に入りのようで、普段はとりあえず砂に潜ってます(笑)
全部が潜るわけじゃなく、顔は砂から出していて、体は砂に埋めてる状態。
水族館なんかにいる、”チンアナゴ”みたいなもんです(^^)
ウナギは隠れるのが好きとの事だったので、隠れられるように土管みたいな水槽用のアクセサリーも置いてるんですが、
ほとんどの時間は砂に埋まってます。
常に顔は出してますので、どこにいてるかは分かるんですけどね。
砂に埋もれている状態が落ち着くみたいで、大きくなるにつれて男爵は底砂の量も増やしています。
常に体を埋める事ができるくらいの高さには砂を敷き詰めてあげる事がポイントです。
川の状態なんかを考えると、小石なんかを敷いた方が喜ぶのかもしれませんが、男爵は今となっては砂の方を断然オススメします!
スッと潜れるような細かい軽い砂がいいですよ♪
コリドラスを飼っている方なら砂のイメージもしやすいと思います。
◯餌について
ウナギは嗅覚が鋭いらしく、水面に熱帯魚用の餌を浮かせると、砂からサッと体を出して餌をもらおうとアピールしてきます。
ウナギは雑食なので何でも食べると思いますが、人工餌ならナマズなんかにあげる“肉食用の底餌”によく食い付きます。
“キャット”とか書いてあるようなやつです^^;
ただ、これも川で釣ってきたウナギの場合はちょっと具合が悪いかも知れません。
元々人工餌で育ってないわけですから、虫なんかには食いつくかも知れませんけど、
人工餌をいきなり落としても食べない可能性があります。
男爵は購入してきたウナギですので、小さい時はタブレット状の餌を割って口元に持っていってあげて、
今はそのままのタブレット状の餌を1回の食事に10粒くらいあげています。
単独でウナギだけを飼育する場合はまた違うでしょうけど、
他の魚と混泳させている場合、ウナギの方が素早いと、他の魚の餌をどんどん取って食べていきます。
男爵はウナギの前に餌を10粒ほど落として、食べる様子を見計らいながら他の魚に餌をあげるようにしています。
そうすれば他の魚の餌まで取って食べようとはしません。
ちなみにウナギはある程度お腹が満足したら、自分から砂に潜っていきますので。
与え過ぎはどんな魚にもよくありませんが、それなりに育ったウナギは数日餌がなくても平気で生活できるようです。
うちは他の熱帯魚もいてる関係で、どうしても気付かれて結局ウナギにも餌を与える事になりますが^^;
当然ですが、底に落ちるタイプの餌にしてあげて下さいね。
◯よく聞くウナギの嘘?本当?
ここでは、他のサイトなんかにもよく見かけるウナギについてのちょっとした疑問を考えてみます。
- ウナギと熱帯魚との混泳は可能?
- よく水槽から逃亡するって本当?
見かけたり疑問に思ったりしますよね?
実際に飼育してみてのリアルな感想を書きますね。
まず…混泳についてですが、
ズバリ……可能です!!
だって男爵は現にしてますから(^^)
男爵は同じ水槽にコリドラス数匹、熱帯魚(カラシン)数匹と一緒にいてますが、
お互いに干渉しません。
特にコリドラスなんかは活動の水域が底で被ってるんですが、
どちらもちょっかいはかけないです。
まぁコリドラスは元々どんな魚との混泳でも大丈夫ですが。
問題はウナギですよね?他の魚を食べたりとかしないのか?
男爵が思うに、混泳のポイントはもちろんその個体の性格が一番だと思うんですけど、
釣ってきたウナギなら単独飼育じゃないとマズいのかもしれません。
自然の中では自分で他の昆虫や魚を捕獲して食べてきたわけですから。
いきなり水槽に放した所で、他の魚=餌 としか見えない可能性があります。
それこそペットショップなんかで購入してきたウナギの場合は、最初から人工餌で育ってますから
餌への食い付きもいいですし、他の魚に対して攻撃的にもなったりしません…あくまで男爵の家のウナギの場合ですけど。
他に混泳で気を付けるとすると、ウナギの口より小さな個体の魚は避けましょう。
前にオトシンクルスもいてた時があったんですけど、うちはウナギの口より小さなオトシンクルスでも食べられませんでした。
でも毎日不安にはなります(笑)
水槽を見る度に、(オトシンクルスいてるかなぁ?大丈夫かなぁ?)ってなりますから。
ウナギはそんなに捕獲の能力は高くない気はします、止まっているタブレットの餌でもスカしたりしますから^^;
でもやはり油断はできませんので、気になる方はウナギの口より小さい魚との混泳は避けた方が無難です。
それと、できるだけウナギのお腹を満たしておくのも一つの方法としてはいいかもしれません。
先に書いた通り、ウナギは基本的に砂に潜ったりして大人しくしています。
でもお腹が空いている時は餌を探したりする為に徘徊したりしますので…。
そんな空腹時にたまたま小さな魚が目の前にいたら…
やはり本能的に食べちゃうかも知れません(^_^;)
ただ、ペットショップで購入とかしたウナギなら、他の魚次第で混泳は可能ですよ!
◯水槽から逃亡する?
これはウナギ飼育のサイトなんかを見ればほぼ確実に明記されているポイントです。
誰もが言ってます、「ウナギは水槽脱走の常連だ」と。
「絶対に蓋はしておけ」と。
誰もが言ってますので、敢えて男爵は小声でお伝えしますが…
“うちのウナギは上から逃げるスペースが十分にあっても全く逃げません”
だから逆にウナギが逃げるという光景が浮かびません。
他の魚が泳いでいるから敢えて上に上がってこないのかもしれません。
外掛け式のろ過装置なので常に隙間がありますし、蓋もキッチリしたのじゃなくて、
単に乗せてるだけなので今のウナギの強さなら簡単に飛び出せると思います。
よっぽど今の水槽環境の居心地がいいのか…それならそれで嬉しいんですけどね(^^)
水槽の半分より上に来る事も、男爵が見てる限りでは一度もありません。
水槽の上に照明があるのを怖がってたりするのか?
それとも夜に活動が活発になるのがウナギですので、男爵が寝てから何度か脱走を試みているのか?
真実はひとつなんでしょうけど、コナン君にも解けない謎のようです。
少なくとも男爵には分かりません。
単純に砂の中が気持ちいいのかもしれませんよね♪
だからこの逃亡する説は、男爵に限っては”逃亡…しないです”、になっちゃうんです。
でもこれから飼育される方は、念の為蓋をしっかりした方が安心だと思いますよ^^;
大切なウナギが水槽から飛び出して☆になっちゃう…とかだと悲しいですからね。
◯初心者のウナギ飼育まとめ
ウナギは結構人に懐いてくれる魚だと思います。
慣れてくると、男爵はお箸で餌を落としたり口の前に持っていったりしてますが、
体を出してきた時に、お箸で体を挟んでスリスリ擦ってあげたりすると、
勝手な思い込みかもしれませんが気持ち良さそうにしています(笑)
アクアリウム全般に言える事ですが、魚って毎日見てると毎日何か新しい発見があるかって言うと…ないんですよね^^;
特に昨日と変わらない、そんな事の繰り返しで。
でもなかなかその平和な繰り返しが難しい…水質や水温、餌の残りをほっとくと水が汚れていったりで…。
でも魚が気持ちよさげに水槽で暮らしている姿を見ると、やっぱり癒やされますよ♪
ウナギだけじゃありませんが、これから何か魚の飼育を始めようと思っている方、
男爵ものんびり楽しんでますので、ぜひ思いきってアクアリウム生活を始めてみて下さい(^^)/
あっ、ウナギは普通に何年、何十年って生きたりするらしいですよ。
ウナギを飼う方は計画的に♪
明日も世界に……ケチョップ!
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