東京での悲しい子供への虐待事件…。
5歳の女の子、Yちゃんが両親から虐待を受けて亡くなりました。
子供や親の名前なんかは、ニュースでも報道されてますので、確認したい方はすぐに分かると思います。
男爵個人的には、学生同士の”イジメ”や親子間での”虐待”、どちらも亡くなった方がいてるなら、それは『殺人』だと思ってるんですが…
実際はそこまで罪が重たくならないですよね…。
Contents
◯Yちゃんへの虐待の数々
- 真冬のベランダに裸足で放置
- 1日1食
- 家族の3人で外食、その間Yちゃんは一人で家で留守番
- 午前4時に起きてひらがなの練習、その中で「おねがい ゆるして」等の親への謝罪の言葉が見付かる
- 日常的な暴力
- 自力でトイレに行けないほどの衰弱
- 搬送時には複数のあざ、あばら骨が浮き出る程の痩せ方
- 「お風呂を掃除する」等の5歳児には厳しい20の決め事を作り、出来なければ暴力
これは報道で知った中での一部ですので、他にもあるはずです。
男爵は今この事件で少しずつ出てくる色々な虐待の内容を見る度にイライラしてるんですけど…
できます?こんな事。
自分の子供でも人様の子供にでも、こんな事は普通はできません。
◯日本一悲しいひらがなの使い方
亡くなったYちゃんが、朝の4時から起きて勉強していたひらがなのノートに、
「もうおねがい ゆるしてください」等の文字。
他にも色々書かれていたんですが、どの文章も読んでて辛くなる反省文や親に対する謝罪の言葉ばかり…。
せっかく覚えたひらがなですよ。
自分の名前なんかをひらがなで書けるようになっていって、
今まで話す言葉でしか人に伝えられなかった事が、文字に書いて伝えられるようになる…
そんな最初に覚えたひらがなで、親への謝罪とか懇願って(>_<)
それに、親に敬語なんですよね…。
本当に謝罪すべきは、Yちゃんじゃなくて、その両親のはずなんですが。
◯聞きたくない言葉
今回の事件でもやっぱりあったんですが、
男爵がこのテの虐待事件で聞きたくない言葉の一つ、
母「私は(旦那が娘に暴力をしているのを)見てないから分からない」
みたいな言葉。
今回もあって、役所の人か誰かがYちゃんの傷やあざに気付いて、Yちゃんと母親に尋ねたらしいんですよね。
そのアザとかの理由について。
そしたら、Yちゃんは正直に「パパに蹴られた」って事を話したようなんですが、
母親は先程の「見てない」の言葉。
その時にYちゃんは「ママもいてたよ!」って話したらしいです。
虐待してる親の、特に母親からこの言葉…要するに“嘘”なんですが、
これが出ると、もう終わりやろうなぁって思います。
自分を守ってくれるべきはずのママが堂々と嘘をつく。
実際、そんな旦那の虐待を「見てない」なんて話すのは、
自己保身、あるいは子供より旦那を取るって事ですから。
家の中で慢性的に行われているはずの虐待を、自分は見てないと堂々と言える親…。
この事件に限って言うと、旦那さんからするとYちゃんは直接血が繋がっていない子供なんです。
奥さんの連れ子…だからと言って暴力、虐待が許されるはずはありません。
ただ、男爵にも子供がいてますけど、
母親は絶対男より子供を守って欲しいなぁと思いますよ。
自分でお腹を痛めて産んだ子供より、新しくできた男の方が大切…こればかりは本人以外は理解できません。
でもね、目の前で母親に嘘をつかれる絶望感は子供にとってはショック大きいと思いますよ。
◯旦那の罪
“モデル体型にしたいから”
って理由で旦那の指示で食事回数を減らしたりしたようなんですが、
ある程度は確かに親が子供の食事の量やバランスを考えないといけないのは間違いありません。
何でも好きな物を好きなだけ与えてたら後々大変な事になりますし。
ただね、限度があります。
通常3食食べるべき食事を、自分達だけ食べながら、子供にだけ食べさせないっていうのは、
言うまでもなく虐待です。
そして、個人的に弱い者に対して暴力、力で屈服させるのは、
男として、人として最低です。
特にこのYちゃんからしたら、父親って言ってもママが連れてきた男なわけで、
ただただ怖い他人の大人の男でしかないんです。
ただでさえ不安な”新しいパパ”との同居生活で、
暴力や虐待を受ける…毎日恐くて恐くて堪らない生活だったはずです。
◯なくならないのか?
どれだけこんな事件を目にしても、
多分虐待はなくならない気がします。
それも、最近多いのは、母親からだけ、父親からだけ、じゃなくて
両親から虐待を受けるケース…。
小さい子供からすれば、大きい大人二人から攻められて、どうしようもないまま弱ってしまう、
助けを求めようにもどうしようもない、
しかも一番安心できるはずの自宅でそれが行われる…
今回の事件のように、虐待の事実が役所で分かっていたなら、
早く強制的に親と子供を引き離せるような方法を取らないと
家庭内で行われているだけに、誰の目にも止まらずどんどん虐待がエスカレートしていくと思います(>_<)
子供がいてる親なら誰もが腹立たしいこのテのニュース。
男爵は機会があるなら、この逮捕された母親の目の前に立って聞きたいです。
『Yちゃんを産んで幸せじゃなかったのか』
って。
少なくとも5年間、そして今の旦那に出会うまでの間、
夜泣きする赤ん坊に何度も起こされながらミルクを与えて、
目が合って微笑んでくれるようになって、
寝返りする度にちゃんと呼吸できているか気にしたりしながら
やがてハイハイしたり立ち上がって、
転ぶ度に抱っこしてあやして、
自分の事を初めて”ママ”と呼んでくれるようになって…
産まれてすぐにヘソの緒を切って、たかだか3キロ程の重さしかない自分の子供を初めて抱いた時、
叩こう、殴ろうだなんてこれっぽっちも思わなかったでしょって。
いっぱい走り回って、たくさん汚しながらもお腹いっぱいご飯を食べて、泣いて、怒って、
イライラさせられても、笑顔を見せてくれるのがまた嬉しくて…。
5歳の自分の子供を殴って蹴って、泣きながらそれでも自分を呼ぶ姿を見て、何も思わない親がいてるとは思いたくないです。
何も話せなくても、目も見えてなくても
産まれた日…初めて親に抱かれた子供は、きっと幸せだったはずです。
その事を男爵も父親なので忘れちゃいけませんし、皆さんもどうか忘れずに。
明日も世界に…ケチョップ!